当院は患者さんにとって、退院してから社会復帰・家庭復帰をするための“中間の場所”として必要な存在です。 そのためにも患者さんを理解することが一番大事になってきます。 身体面や精神面だけでなく、社会背景をふくめて、患者さんとご家族が「どんなふうになりたいのか」を理解し、それに添えるように援助していくのが私たち看護師の仕事です。 当院で働く看護師の皆さんには、ぜひ、そうした観点を忘れずにいてほしいと思います。 急性期からいらっしゃった方は、慢性期の看護にギャップを感じられるかもしれませんが、時間をかけてゆっくりと慣れていってほしいですね。
在職職員一人一人と直接面接し、希望や意見を聞き、入職者に対するフォロー体制と、教育体制を整えています。 入職者には、最初の一か月以内に面談を行い、その後3ヶ月、6ヶ月と、師長や教育担当者との定期的な面談を設定し、不安や悩みを相談できる場所をつくりました。 私自身、新人だったころ先輩や上司に声をかけてもらえると「気にかけてくれているんだ」と嬉しかったので、同じようにしていきたいですね。 教育体制では、家庭を持っている方が自分の自由な時間、タイミングで学習できるよう「e-ラーニング」を導入しました。 出張扱いでの研修も可能です。 希望される方は気軽に相談してくださいね。
現在、当院はさまざまな改革を行っています。 たとえば法人内の有料老人ホームや訪問看護ステーションとの連携の強化。 院内でも各部署の代表者を集めて、1週間に1度、必ず情報交換を行う場を設けています。 もともと、職員全体を対象にした研修旅行や、フットサル・野球などのクラブ活動が活発で、コミュニケーション良好な環境です。 そうした土台を業務でもスムーズに活かし、皆さんが働きやすい病院を目指します。 自分はもちろん、患者さんだけでなく仲間をたいせつにしながら働きたい方をお待ちしております。